営業

SUGURU OGATA

工具鋼営業部輸出営業室
2007年入社

目標に向かってやり切る!
そのための試行錯誤にも全力を発揮。

現在の仕事内容と魅力を教えてください。

大同特殊鋼ではこれからの販路を広げるために、現在、欧米での営業促進を図っています。そこで、私は主に欧米向け金型用途の鋼材(工具鋼)の営業・企画を行っています。アジア圏は当社が得意とするエリアですが、すでに市場もプレイヤーもでき上がっている欧米に進出していくことは並大抵のことではありません。国内では老舗企業ですが、欧米においては、認知度が低く後発者というイメージがあります。しかし、大同特殊鋼は鋼材の種類が多く、お客さまのニーズに合わせた素材づくりができるのが大きな強みです。規格鋼材が主流の欧米に大同特殊鋼が得意とするブランド鋼材を売り込んでいくのは困難が伴いますが、だからこそ、我々の魅力を広く発信したいと強く思っています。新しい市場開拓に挑戦していくことが私のやり甲斐です。

大同特殊鋼に入社を決めた理由を教えてください。

世界に冠たる日本のモノづくりの根幹を担う素材メーカーに魅力を感じ、「カッコイイ!」と率直に思ったからです。正直に言うと、大同特殊鋼という会社を知ったのは“偶然”でした。採用情報ポータルサイトからのメールを見て、大同特殊鋼の説明会があるのを知り、「他社の説明会に行くついでに行ってみよう」と思ったのがきっかけです。ところが、それが運命を変えました! 鉄鋼についてまったく関心がなかった私でしたが、実は私たちの生活のあらゆる場面に鋼材が使われており、日本の産業界を代表する自動車業界も、鉄鋼メーカーがなければモノづくりはできません。日本のモノづくりを〝鉄〟が支えていることを知り、あらゆるメーカーにとって欠かせない存在になっていることが魅力的でした。また時代と共に各産業の構図が目まぐるしく変化していく中でも、鉄鋼業界は比較的安定的に成長している分野。特に大同特殊鋼は鉄鋼業界の中でも得意とする商品群が多岐に渡っており、今後の環境変化へも対応していけると可能性を実感できました。また説明会や面接で会社の生の雰囲気を感じられたのも良かったです。仕事に対して誰もが協力的な姿勢で取り組んでおり、この会社なら気持ちよく働けそうだと思いました。

仕事で達成感が得られたエピソードを教えてください。

今でもよく覚えているのは、最初の配属先である「生産管理室」でのことです。入社してわずか1カ月で製造部門の管理を任されました。当時は需給が逼迫していて、生産量を増やす必要がありましたが、なかなか生産計画に届かず、7カ月連続で生産未達を招いてしまいました。収支影響が大きい案件でしたので、いたたまれない気持ちでいっぱいになり「入社したばかりの自分には無理な仕事だ!絶対にできない」と諦めそうになりました。しかし、このままではダメだと奮起して、どうしたら目標を達成できるだろうとプロセスを見直しました。すると、他部署に依頼できることも自分でやろうとして時間がかかるなど、プロセスに無駄があったことに気づきました。さらに上司や先輩のサポートもあって、ようやく8カ月目にして計画初達成!その時の喜びは今でも忘れられません。「できた!」という充実した気持ちでいっぱいになり、年末帰省のお土産にデパートでメロンを奮発するほどでした(笑)。今、振り返ると、あの時、自分と向き合うことができたことが良かったと思います。無事に計画達成ができたのは日々の積み重ねによるものです。トライ&エラーを繰り返し、失敗をひとつずつなくして、今、何をすべきか行動の取捨選択ができるようになったことで、大きな壁を乗り越えられました。

休日の過ごし方を教えてください。

基本的に家族で出かけます。健康的な娘達のおかげで専ら公園が多く、夏は蚊・冬は寒さと戦っています。たまに一人の時間をもらいジムで運動したり、若い時の趣味である音楽イベントに足を運ぶ事もあります。次週を迎えるにあたり、日曜夜の過ごし方は非常に大事かと思いますが、大河ドラマを見て過酷な時代を生き抜く登場人物に思いを馳せながら、自分の小ささを実感する事が、ここ数年の私のトレンドです。

就職活動をする学生さんへメッセージをお願いします。

私は学生時代、仲間と一緒に音楽イベントを企画していました。会場手配やアーティストとの交渉、収支管理など大変でしたが、来る人が喜ぶイベントにしようという目的があったから、みんなで乗り越えられました。最後までやり切ったおかげで、就職時にはスイッチを切り替えて社会を受け入れる準備ができました。社会人は、学生の延長ではありません。学生時代にやれることをやり切って、社会というステージに臨んでください。

一日のスケジュール

  • 6:30

    起床・朝食(青汁)・支度

  • 7:30

    家をでる(徒歩+電車)

  • 8:30

    出社・メールチェック

  • 9:30

    現地(欧州・米国)駐在員/客先への個別対応
    (日本の夜中に色々な問合せ・依頼メールあり)

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    資料作成・打合せ(社内/外)

  • 15:00

    出張準備(客先プレゼン資料/旅程の手配)

  • 17:00

    現地(欧州)対応
    (欧州は朝を迎えるため、電話等での打合せも可能)

  • 19:00

    退社

  • 20:00

    帰宅・夕食・風呂

  • 21:00

    テレビ・ストレッチ

  • 23:00

    就寝

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