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機械構造用鋼 棒鋼・線材製品(知多工場材)で
環境ラベル「SuMPO EPD(旧エコリーフ)」を取得

大同特殊鋼株式会社(社長:清水 哲也)は、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)のSuMPO環境ラベルプログラムに基づき、当社知多工場で製造している機械構造用鋼の棒鋼・線材製品 について「SuMPO EPD」(旧 エコリーフ)を取得しました。

 SuMPO EPDは、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取から製造、物流、使用、廃棄、リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に算定し、その数値に対して第三者による検証を行ない、信頼性と透明性の高いデータを開示するEPD(製品環境宣言)の認証制度の一つです。このSuMPO EPDは、お客様が環境に配慮した製品を客観的かつ定量的に評価し、購入する際の判断材料となります。

 当社の生産プロセスである電気炉製鋼はすでに電化を実現したプロセスであり、再生資源である鉄スクラップを主原料とした環境負荷が低い製法です。
今回EPDを取得した、知多工場で製造する機械構造用鋼の棒鋼・線材製品 は、豊富な製品ラインアップで自動車(エンジン、駆動系部品など)や建設機械、産業機械などの構造部品として幅広く使用されています。今回のSuMPO EPD取得によって客観的で透明性の高い環境情報を提示することで、お客様の環境問題に対する取り組みに貢献することができると考えています。

 当社は、高機能素材の価値を極め、顧客ベネフィットを創造し、サステナブル社会の実現に貢献することで持続的な企業価値の向上を目指していきます。

SuMPO EPD:国際規格ISO 14025に準拠した「タイプⅢ環境宣言」で、EPD(Environmental Product Declaration)の1つ。
(2024年4月に「エコリーフ」から「SuMPO EPD」へ名称変更)

以上